GHファンフィクションサイト「白日夢ーまひるにみるゆめ」のblog。
更新記録、突発sssなど
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リンさんがおばかなので、それが赦せない方は決して読まないで下さい(ゑ)
油断大敵。
Danger comes soonest when it is despise.
殆ど実りのない調査を終え、リンは書類を作成していた。上司であるナルは、先程交代で食事に出たばかりで、事務所には彼の他に誰もいない。
思い返すのは、出掛けに珍しく交わした会話。
アルバイトを雇う、と上司から聞かされ、彼は軽く目を瞠った。
怪我をして動けない自分の代わりにあの少女を助手にした、と言う話を聞いたときも驚いたが。
そもそも彼女が元凶であり、不快感を覚えたのは否めない。
だが、年若い上司が決めた以上、逆らうつもりはない、のだが……。
その後で。
「リン、疑問に思ったんだが」
「はい」
「あの時、何故避けられなかった?」
「……すみません」
「謝る事ではないが…」
「油断していました。暗かったので、足元をすくわれたようで…」
言葉を濁して答えると、ナルは、
「何だったか。…猿も木から転ぶ、というやつか」
「……転ぶではなく、落ちる、ですよ」
すると、それ以上感心を持たなかったようで、ふぅん、と軽く頷いてナルは出て行った。
「……」
一人残されたリンは、軽く息を吐く。
ナルに指摘されるまでもなく、彼もそのつもりだった。
あの女生徒を突き飛ばした後、カメラを抱えて彼自身もその場を離れる事ができた筈だった。
が。
あの、闇の中でも、あざやかな色彩は目に止まった。
「きゃ…」
小さく悲鳴を漏らし、まろびでた彼女の後ろ姿。
制服の短いスカートがひらめいて、見えたのは。
クマさん、だった。
スカートからのぞいた薄いピンクの毛糸パンツに描かれたそれに、一瞬ではあるが気を取られたのだ。
「……」
この事は一生口にすまい。
とりあえず、明後日からバイトに来る少女の事は極力視界にいれまい、と彼は密かに決意していた。
………ごめんなさいごめんなさい
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こにゃにゃちはーー!!
きゃーv
安田さん、いらっしゃいませ!
お久しぶりです、こちらこそ不義理していてすみません。
>そして、くまさんは、ありだと思います(拳を握り締め)
同意、ありがとうございますー!
………良かった。実はビクビクしていましたので。
4月上旬だから女子高生の必須アイテムでしょう、毛糸パンツは(ゑ)
安田さん、いらっしゃいませ!
お久しぶりです、こちらこそ不義理していてすみません。
>そして、くまさんは、ありだと思います(拳を握り締め)
同意、ありがとうございますー!
………良かった。実はビクビクしていましたので。
4月上旬だから女子高生の必須アイテムでしょう、毛糸パンツは(ゑ)